【F025】同じ足で両方の柵に触れたときの扱いが、勝率と期待値を作る

要旨

本稿が問うのは、同じ足で利確と損切りの両方に触れたときの扱いが何を作るのか、である。答えは、勝率と期待値そのものを作る。新しい数学定理も新しい法則も主張しない。

第一に、同じ足で両方に触れる割合は、柵が近いほど大きい。 一時間足で R=5 pips なら中央 0.2564、R=40 pips なら 0.0043 である。金では R=5 で 0.6186、つまり六割の件で順番が足から分からない(第3節)。

第二に、これが本稿の芯である。★ 同じ入口・同じ柵・同じデータのまま、曖昧な足の扱いだけを変えると、期待値が中央 1.5597 pips、最大 7.1992 pips 動く。 決着した中での勝率は金の R=5 で 0.1890 から 0.8077 まで動く(第4節)。

第三に、楽観的な規約(利確を先とする)の期待値は中央 +0.8394 pips、保守的な規約(損切りを先とする)は −0.6850 pips である。 規約が、存在しない期待値と存在しない損失を作っている(第4節)。

第四に、五分足で解き直すと曖昧さは 0.0011 から 0.0100 まで減るが、ゼロにはならない。 ★ 同じ問題が下の段で再発する(第3節・第5節)。

第五に、そして四つの規約は、五分足の答えとほぼ同じだけ一致する(0.8002・0.7991・0.7714・0.7956)。★ 曖昧な足では、どちらを先としても半分しか当たらないので、正しい規約は選べない(第5節)。

第六に、★ 方向の情報がゼロだと分かっている合成乱数でも、楽観的な規約は +0.3708 pips、保守的な規約は −0.5449 pips を作る。 金の R=5 では実測 −3.1097 / +3.0767 に対し乱数 −2.8469 / +2.8370 とほぼ同じである(第6節)。

本稿の射程(scope note):新しい数学定理も新しい法則も主張しない。トリプルバリア法、足の中の経路の不定性、任意停止定理、ランダムウォークはすべて既知である。特定の商材や提唱者を論じない。実在の教材、その著者、販売元は主題ではなく、一切名指さない。売買を論じない。コストを入れていないので、本稿の数字は売買の成績ではない(第7節)。水準ではなく差を見る。実測にはドリフトが入るので理論の 0 は厳密には成り立たない。理論の 0 が厳密に成り立つのは合成乱数の側である(第4節・第6節)。射程は日中・少数銘柄に限る。四銘柄・六年・1 時間足の測定である。月次の時系列モメンタム(数十市場・保有1〜12ヶ月)は学術的に文書化されており、本稿はそれを否定しない。五分足を真の答えとしない。五分足自身にも曖昧さが残り、その扱いは保守的に倒してある(第5節・第7節)。重複を除いていない。全部の足から建てているので観測は重なる。t 値は報告していない(第7節)。予測を主張しない。既刊との関係:F012 は利確と損切りを四十九通りに置いても期待値が動かないことを示した。本稿はその検証を足で行うときに入り込む不定性を測る。加えたのは、四つの規約を並べたこと、細かい足で解き直したこと、同じことを方向の情報がゼロの系列でやったことである。

1. 記法と問い

利確と損切りを置いて足で検証すると、同じ足の高値が利確に届き、同時にその足の安値が損切りに届くことがある。

報告されること 報告されないこと
勝率と期待値 同じ足で両方に触れた件が何割あったか
利確と損切りの幅 どちらを先としたか
検証に使った足種 細かい足で解き直したらどうなるか

観察 1.1:足の四本値からは、その足の中の順番が分からない。 高値と安値がどちらが先に付いたかは、始値と終値からも決まらない。

観察 1.2:★ だから規約が要る。 損切りを先とする(保守的)、利確を先とする(楽観的)、半分ずつに数える、足の向きで決める。どれも使われている。そしてどれを使ったかは、たいてい書かれない。

観察 1.3:分離子は、曖昧な足でどちらを先としたかである。 入口・柵・データ・期間・銘柄をすべて固定し、その扱いだけを変える。

観察 1.4:★ そして比べる相手が二つ要る。 ひとつは細かい足で解き直した版(どの規約が近いか)、もうひとつは方向の情報がゼロだと分かっている系列(規約が作る期待値は市場のものか)である。

問い:同じ足で両方の柵に触れたときの扱いは、勝率と期待値をどれだけ動かすのか。

2. 測る量と設計を、先に書く

予言(走らせる前に書いた)

① 利確 = 損切り でコストを入れなければ、期待値は 0 である(任意停止定理)。時間切れを混ぜても 0 のままである。

② 同じ足で両方に触れる割合は、柵が近いほど大きい。

③ ★ 楽観的な規約は存在しない期待値を作り、保守的な規約は存在しない損失を作る。

④ ★ 方向の情報がゼロの合成乱数でも、同じだけ作る。

⑤ 細かい足で解けば曖昧さは減るが、ゼロにはならない。

設計(走らせる前に宣言し、実行時に変えていない)

項目 決めたこと
入口 1 時間足の終値。全部の足から建てる(買いのみ。売りは鏡なので同じ)
柵 利確 = 損切り = R pips。R は 5・10・20・40
期限 24 本(一日)。触れずに終われば時間切れ(損益は終値まで)
規約 保守的(損切り優先)/ 楽観的(利確優先)/ 半分ずつ / 足の向きで決める
解き直し 5 分足(一時間を 12 本に割る)。五分足自身の曖昧さも数える
コスト 入れない。★ 入れないから、合成乱数の理論の期待値がちょうど 0 になる
基準線 足の中まで合成乱数
銘柄 USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD
期間 2019–2024

観察 2.1:★ 四つの規約は、曖昧でない件ではまったく同じ答えを出す。 違うのは曖昧な件だけである。

観察 2.2:コストを入れないのは、理論の値をはっきりさせるためである。 利確 = 損切り で増分が対称なら、期待値は 0、決着した中での勝率は 0.5 である。

観察 2.3:ただし実測にはドリフトが入る。 その期間にその銘柄がどちらへ動いたかが水準に乗るので、理論の 0 は実測では厳密に成り立たない。 ★ だから本稿が見るのは水準ではなく、規約のあいだの差である。

足の本数は 1 時間足で 36,534・36,554・36,535・34,892 本、5 分足で 438,283・438,505・438,199・418,478 本である。

3. 同じ足で両方の柵に触れるのは、どれだけあるか

計算 3.1 曖昧な件の割合と時間切れ

銘柄 R 件数 一時間足で曖昧 五分足で曖昧 時間切れ
USDJPY 5 36,510 0.2275 0.0096 0.0000
USDJPY 10 36,510 0.0730 0.0024 0.0028
USDJPY 20 36,510 0.0187 0.0023 0.0508
USDJPY 40 36,510 0.0050 0.0017 0.2978
EURUSD 5 36,530 0.1659 0.0039 0.0000
EURUSD 40 36,530 0.0019 0.0001 0.3425
GBPUSD 5 36,511 0.2852 0.0103 0.0000
GBPUSD 40 36,511 0.0036 0.0004 0.1235
XAUUSD 5 34,868 0.6186 0.0577 0.0000
XAUUSD 10 34,868 0.3600 0.0173 0.0000
XAUUSD 20 34,868 0.1325 0.0035 0.0000
XAUUSD 40 34,868 0.0332 0.0033 0.0064

観察 3.2:予言②は当たった。 一時間足で曖昧な件の割合は R=5 pips で中央 0.2564、R=10 で 0.0800、R=20 で 0.0184、R=40 で 0.0043 と、柵が近いほど大きい。

観察 3.3:★ 金の R=5 pips では 0.6186 である。 六割の件で、足からは順番が分からない。 その六割の扱いを決めるのは、データではなく書き手である。

観察 3.4:五分足で解き直すと曖昧さは減る。 R=5 で 0.0100(0.0388 倍)、R=40 で 0.0011(0.2460 倍)である。

観察 3.5:★ だがゼロにはならない。 五分足にも同じ問題があり、同じ問題が下の段で再発する。 ティックまで降りても、同一ミリ秒に両側の気配が動きうる。

図1 規約を変えるだけで、期待値が理論の 0 から離れる

図1:横が柵の幅 R、縦が期待値。五本の線が四つの規約と五分足で解いた版、点線が理論の 0 である。

4. 規約を変えると、勝率と期待値はどれだけ動くか

計算 4.1 規約ごとの期待値(pips)

銘柄 R 保守的 楽観的 半分ずつ 足の向き 幅
USDJPY 5 −1.1791 1.0959 −0.0416 0.0115 2.2750
USDJPY 10 −0.7358 0.7241 −0.0059 0.0130 1.4599
USDJPY 40 1.0064 1.4074 1.2069 1.2343 0.4010
EURUSD 5 −0.8229 0.8366 0.0068 0.0005 1.6595
EURUSD 40 −0.4712 −0.3223 −0.3968 −0.4121 0.1489
GBPUSD 5 −1.4559 1.3964 −0.0297 −0.0004 2.8523
GBPUSD 40 −0.6341 −0.3493 −0.4917 −0.4676 0.2848
XAUUSD 5 −3.1097 3.0767 −0.0165 0.0746 6.1865
XAUUSD 10 −3.5844 3.6148 0.0152 0.1423 7.1992
XAUUSD 40 −0.2109 2.4414 1.1153 1.1956 2.6523

計算 4.2 規約ごとの、決着した中での勝率

銘柄 R 保守的 楽観的 半分ずつ 足の向き 幅
USDJPY 5 0.3821 0.6096 0.3821 0.5012 0.2275
USDJPY 40 0.5072 0.5143 0.5072 0.5113 0.0071
EURUSD 5 0.4177 0.5837 0.4177 0.5001 0.1659
EURUSD 40 0.4919 0.4947 0.4919 0.4930 0.0028
GBPUSD 5 0.3544 0.6396 0.3544 0.5000 0.2852
GBPUSD 40 0.4900 0.4941 0.4900 0.4924 0.0041
XAUUSD 5 0.1890 0.8077 0.1890 0.5075 0.6186
XAUUSD 10 0.3208 0.6807 0.3208 0.5071 0.3600
XAUUSD 20 0.4368 0.5692 0.4368 0.5063 0.1325
XAUUSD 40 0.4973 0.5306 0.4973 0.5150 0.0334

観察 4.3:★ これが本稿の芯である。 期待値が規約で動く幅は中央 1.5597 pips、最大 7.1992 pips である。勝率が動く幅は中央 0.0565、最大 0.6186 である。

観察 4.4:金の R=5 pips では、勝率が 0.1890 から 0.8077 まで動く。 ★ 同じデータ・同じ入口・同じ柵で、「二割しか勝てない手法」にも「八割勝つ手法」にもなる。

観察 4.5:予言③は当たった。 楽観的な規約の期待値は中央 +0.8394 pips、保守的な規約は −0.6850 pips である。規約が、存在しない期待値と存在しない損失を作っている。

観察 4.6:★ 予言①は言い方が雑だった。 実測にはドリフトが入るので、理論の 0 は厳密には成り立たない。 USDJPY の R=40 では四つの規約がすべて正(1.0064 から 1.4074)だが、これは期間中の円安であって規約の効果ではない。★ だから読むべきは水準ではなく幅である。

観察 4.7:柵が広いほど幅は小さい。 USDJPY は R=5 で 2.2750、R=40 で 0.4010 である。曖昧な件が減るからで、規約が正しくなるからではない。

5. 五分足で解き直すと、どの規約がいちばん近いか

計算 5.1 五分足の答えと、各規約の一致

銘柄 R 五分足 EV 五分足 勝率 一致 保守的 一致 楽観的 一致 半分 一致 向き
USDJPY 5 −0.2764 0.4724 0.6238 0.6120 0.5041 0.6142
USDJPY 20 −0.0044 0.4989 0.9104 0.9079 0.8998 0.9062
EURUSD 5 0.0088 0.5009 0.6557 0.6572 0.5735 0.6517
EURUSD 40 −0.3879 0.4932 0.9781 0.9785 0.9773 0.9774
GBPUSD 5 −0.0929 0.4907 0.5915 0.5878 0.4470 0.5856
GBPUSD 40 −0.5147 0.4913 0.9734 0.9727 0.9714 0.9718
XAUUSD 5 −0.4164 0.4584 0.5459 0.4882 0.2078 0.5204
XAUUSD 40 0.3728 0.5046 0.8615 0.8569 0.8426 0.8545

観察 5.2:五分足で解くと、理論の値に近づく。 期待値は中央 −0.1480 pips、勝率は中央 0.4940 である。一時間足の楽観的な規約(+0.8394)や保守的な規約(−0.6850)より、ずっと 0 に近い。

観察 5.3:★ だが「正しい規約」は選べない。 五分足の答えとの一致は、保守的 0.8002、楽観的 0.7991、半分ずつ 0.7714、足の向き 0.7956 で、ほとんど同じである。

観察 5.4:★ 理由は単純である。 曖昧な足では、どちらを先としても半分しか当たらない。 だからどの規約も、曖昧な件の約半分を外す。規約を選ぶことは、当たる率を上げない。

観察 5.5:「半分ずつ」の一致が低い(0.7714)のは、規約の優劣ではない。 曖昧な件を 0 にするので、符号の一致では必ず外れる扱いになるためである。

観察 5.6:★ 五分足を真の答えとしてはいけない。 五分足自身にも 0.0011 から 0.0100 の曖昧さが残り、本稿ではそれを保守的に倒してある。より細かい足で解けば、五分足の答えもまた動く。

図2 曖昧さは柵が近いほど大きく、細かい足でも消えない

図2:横が柵の幅 R、縦が同じ足で両方に触れた割合(両対数)。実線が一時間足、破線が五分足である。

6. 基準線、方向の情報がゼロの系列で、同じことをする

計算 6.1 合成乱数で同じことをする(R = 5 pips)

銘柄 曖昧 保守的 EV 楽観的 EV 幅 楽観の勝率
USDJPY 実測 0.2275 −1.1791 1.0959 2.2750 0.6096
USDJPY 乱数 0.3005 −1.5110 1.4942 3.0052 0.6494
EURUSD 実測 0.1659 −0.8229 0.8366 1.6595 0.5837
EURUSD 乱数 0.1400 −0.6975 0.7022 1.3997 0.5702
GBPUSD 実測 0.2852 −1.4559 1.3964 2.8523 0.6396
GBPUSD 乱数 0.2953 −1.4823 1.4711 2.9534 0.6471
XAUUSD 実測 0.6186 −3.1097 3.0767 6.1865 0.8077
XAUUSD 乱数 0.5684 −2.8469 2.8370 5.6839 0.7837

観察 6.2:★ 予言④は当たった。 合成乱数の曖昧な件の割合は中央 0.0247、楽観的な規約の期待値は +0.3708 pips、保守的な規約は −0.5449 pips、楽観的な規約の勝率は 0.5128 である。理論はどれも 0 と 0.5 である。

観察 6.3:★ ここでは理論の 0 が厳密に成り立つ。 合成乱数は独立な正規増分でドリフトを持たないので、利確 = 損切り・コストなしなら期待値は厳密に 0 である。それでも規約が期待値を作る。

観察 6.4:★ 実測と乱数はほとんど同じである。 金の R=5 では実測 −3.1097 / +3.0767 に対し乱数 −2.8469 / +2.8370、幅は 6.1865 対 5.6839 である。GBPUSD では 2.8523 対 2.9534 である。

観察 6.5:★ したがって、規約が作る期待値は市場のものではない。 足で検証したことの産物である。 当たっていない系列でも同じだけ出る。

観察 6.6:だから「勝率 80% の手法」と書かれていたら、まず曖昧な件の割合と規約を訊く。 ★ 金の R=5 pips では、規約だけで 0.1890 と 0.8077 のどちらにもなる。

7. 限界

  1. ⚠️ ★ 予言①の言い方が雑だった。 実測にはドリフトが入るので、理論の 0 は厳密には成り立たない。厳密に成り立つのは合成乱数の側である。本稿はそれを書いており、水準ではなく幅を読んでいる。
  2. コストを入れていない。 したがって本稿の数字は売買の成績ではない。コストを入れると理論の期待値は −スプレッドになり、規約の効果はその上に乗る。
  3. ★ 五分足を真の答えとしていない。 五分足自身に 0.0011 から 0.0100 の曖昧さが残り、保守的に倒してある。より細かい足で解けば五分足の答えも動く。
  4. 重複を除いていない。 全部の足から建てているので観測は重なる。t 値は報告しておらず、有意性は論じていない。
  5. 柵を対称に固定している。 利確 ≠ 損切り では曖昧な件の扱いの効果が非対称になるが、測っていない。
  6. 期限を 24 本に固定している。 時間切れの割合は R=40 で 0.1235 から 0.3425 あり、その分の損益は終値までで数えている。
  7. 買いだけを測っている。 売りは鏡なので同じだが、規約の非対称性(保守的が常に売買の不利側)はそのまま残る。
  8. 四銘柄・六年である。 他の市場、他の期間について述べるものではない。

結び

同じ足で利確と損切りの両方に触れる件は、柵が近いほど多い。一時間足で R=5 pips なら中央 0.2564、金では 0.6186 ある。その六割について、どちらが先だったかはデータに書かれていない。

同じ入口・同じ柵・同じデータのまま、その扱いだけを変えると、期待値は中央 1.5597 pips、最大 7.1992 pips 動く。 決着した中での勝率は金の R=5 で 0.1890 から 0.8077 まで動く。同じ検証が、「二割しか勝てない手法」にも「八割勝つ手法」にもなる。

規約が、勝率と期待値を作っている。

五分足で解き直すと理論の値に近づく(期待値 −0.1480・勝率 0.4940)。だが曖昧さはゼロにならず(0.0011 から 0.0100)、★ どの規約も五分足の答えとの一致はほぼ同じ(0.8002・0.7991・0.7714・0.7956)である。曖昧な足では、どちらを先としても半分しか当たらない。正しい規約を選ぶことはできない。

そして方向の情報がゼロだと分かっている合成乱数でも、楽観的な規約は +0.3708 pips、保守的な規約は −0.5449 pips を作る。金の R=5 では実測 −3.1097 / +3.0767 に対し乱数 −2.8469 / +2.8370 で、ほとんど同じである。★ 規約が作る期待値は市場のものではなく、足で検証したことの産物である。

したがって、足を使った利確・損切りの検証を報告するときに必要なのは、曖昧な件の割合と、採った規約である。 ★ それが書かれていない勝率は、読めない。

データと再現

データ 為替は Dukascopy 由来のティック(2019 年以降はミリ秒・bid・ask まで一致することを確認済み)。金は Dukascopy
期間 2019–2024(六年)
銘柄 USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD
足 1 時間足と 5 分足・中値・完成足のみ。ティックの無い足は作らない
入口 1 時間足の終値。全部の足から建てる(買いのみ)
柵 利確 = 損切り = 5・10・20・40 pips。期限 24 本
規約 保守的 / 楽観的 / 半分ずつ / 足の向き。五分足で解き直した版も出す
コスト 入れない(理論の期待値をはっきりさせるため)
検算 検算/F025.py(--zu で図も書き出す)。本文の数字はすべて 検算/F025_output.txt から取っている
図 図/F025_zu1・図/F025_zu2(png・svg・英語版)
乱数の種 固定。再実行しても同じ値が出る
土台の検査 _ツール/audit_bars.py(足の先読み・夏時間・日の区切り)。記録は _土台の検査.txt

参考文献

  • 山岸勇輝 (2026). 利確と損切りを四十九通りに置いても、期待値は動かない [F012]. Zenodo. 10.5281/zenodo.22891608

作成にあたって:本稿の着想と内容は、著者自身の考察に基づくものです。文章の構成整理や英訳、数式の確認には AI(大規模言語モデル)の助力を得ました。最終的な内容の解釈や誤りがあれば、それらはすべて著者の責に帰します。お気づきの点があれば、ご教示いただければ幸いです。

書誌

山岸勇輝(2026)「同じ足で両方の柵に触れたときの扱いが、勝率と期待値を作る」[F025]. Zenodo.
DOI: 10.5281/zenodo.22892549

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住所:https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F025・DOI 10.5281/zenodo.22892549・CC BY 4.0・プレプリント(査読を経ていません)・ORCID 0009-0006-8587-3450

引用するとき

山岸勇輝 (2026). 同じ足で両方の柵に触れたときの扱いが、勝率と期待値を作る [F025]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F025 ・ DOI: 10.5281/zenodo.22892549

Yamagishi, Y. (2026). How You Treat a Bar That Touches Both Barriers Is What Makes the Win Rate and the Expected Value [F025]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F025; DOI: 10.5281/zenodo.22892549

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