要旨
本稿が問うのは、「レンジなら逆張り・トレンドなら順張り」のどこに後出しが入るのか、である。答えは、判定の窓ではなく割り当ての決め方に入る。新しい数学定理も新しい法則も主張しない。
第一に、判定の窓を「これから先」に変えても、効果は思ったほど大きくならない。 層の端から端の幅は n=24 で 1.7225 から 3.7407 pips(2.2 倍)、n=6 ではむしろ 1.2673 から 0.3444 pips(0.3 倍)に縮む(第4節)。
第二に、★ 理由は、効率比が大きさの量だからである。 効率比は「どれだけまっすぐ動いたか」を測り、どちらへ動いたかを含まない。 だから先読みで漏れるのも大きさだけである(第4節)。
第三に、予言②は外れた。 「過去の窓ならどちらも消える」と書いたが、過去の窓でも層の効果は残る(n=6 で +1.2673、n=24 で +1.7225 pips)(第3節)。
第四に、予言③も外れた。 合成乱数の先読み版は端から端で −0.2048(n=6)と −1.7516 pips(n=24)で、実測と符号が違う。「乱数でも同じだけ出る」とは言えない(第6節)。
第五に、これが本稿の芯である。★ そこで別の後出しを測った(後から足した)。 各層で順張りと逆張りの良い方をあとから採ると、それは |D| になる。方向の情報がゼロの合成乱数でも、20 層すべてで |D| が 0 を超える(中央 0.5544 pips、実測は 0.7050)(第5節b)。
第六に、★ 予言④は当たった。 先読み版の倍率は n=6 で 0.3、n=24 で 2.2 と、窓が長いほど大きい(第5節)。
本稿の射程(scope note):新しい数学定理も新しい法則も主張しない。効率比、先読み、選択バイアス、ランダムウォークはすべて既知である。特定の商材や提唱者を論じない。実在の教材、その著者、販売元は主題ではなく、一切名指さない。売買を論じない。コストを入れていないので、本稿の数字は売買の成績ではない(第7節)。第5節b はあとから足した。先読みで漏れるのが大きさだけだと分かってから測ったので、後出しである(第5節b)。層の切り方に全期間を使っている。五分位の境目を期間全体から取っており、これ自体が弱い先読みである。ただし過去版と先読み版で同じに切っているので、比較は公平である(第2節・第7節)。重複を除いていない。全部の足から測っているので観測は重なる(第7節)。D と日次 t の符号が食い違う層がある。件数の多い日が全体の平均を作っている場合で、本稿は両方を並べている(第3節)。射程は日中・少数銘柄に限る。四銘柄・六年・1 時間足の測定である。月次の時系列モメンタム(数十市場・保有1〜12ヶ月)は学術的に文書化されており、本稿はそれを否定しない。予測を主張しない。
1. 記法と問い
「レンジ相場では逆張り、トレンド相場では順張り」とよく言われる。
| 言われること | 言われないこと |
|---|---|
| レンジなら逆張り | 相場をいつ判定したか |
| トレンドなら順張り | どちらの層にどちらを割り当てるかを、いつ決めたか |
| だから相場を見分けることが大事 | エッジが無い系列でも同じ形が出ないか |
観察 1.1:★ この言い方には、後出しが入りうる場所が二つある。 ひとつは判定の窓(これから先の値動きで相場を決めていないか)、もうひとつは割り当ての決め方(どの層でどちらを採るかを、結果を見てから決めていないか)である。
観察 1.2:分離子は、相場をどちらの窓で判定したかである。 式も層の切り方も同じにして、窓だけを過去とこれから先で入れ替える。
観察 1.3:相場は効率比で測る。 端から端の距離 ÷ 経路の長さで、1 に近いほどまっすぐ動いた(トレンド)ことになる。
観察 1.4:★ 効率比は大きさの量である。 絶対値で作るので、どちらへ動いたかを含まない。 この性質が、あとで効いてくる。
問い:「レンジなら逆張り・トレンドなら順張り」のどこに後出しが入るのか。
2. 測る量と設計を、先に書く
予言(走らせる前に書いた)
① 先読みありの判定なら、トレンドの層で順張りが大きく勝ち、レンジの層で大きく負ける。
② 先読みなしの判定なら、どちらもほぼ消える。
③ ★ 方向の情報がゼロの合成乱数でも、先読みありなら同じだけ出る。
④ 先読みありの効果は、窓が長いほど大きくなる。
設計(走らせる前に宣言し、実行時に変えていない)
| 項目 | 決めたこと |
|---|---|
| 格子 | 1 時間足・中値・完成足のみ |
| 窓 | n = 6 本 と 24 本 |
| 相場 | 効率比 = 端から端 ÷ 経路の長さ |
| 過去版 … i−n から i まで(入口の時点で分かる) | |
| 先読み版 … i から i+n まで(入口の時点では分からない) | |
| 層 | 効率比の 5 分位(同じ銘柄・同じ期間の中で切る) |
| 信号 | 順張り = sign(c[i] − c[i−n])。逆張りはその符号を反転したもの |
| 先 | n 本先までの変化(pips) |
| 比べる量 | D = 符号つきリターンの平均 / 日次クラスタの t |
| 基準線 | 足の中まで合成乱数(3 系列) |
| 銘柄 | USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD |
| 期間 | 2019–2024 |
観察 2.1:★ 二つの版で違うのは、窓の向きだけである。 式も層の数も信号も先の長さも同じである。
観察 2.2:五分位の境目は期間全体から取っている。 これ自体が弱い先読みである。ただし過去版と先読み版で同じに切っているので、二つの比較は公平である。
観察 2.3:先読み版は、入口の時点では計算できない量である。 本稿はそれをわざと作って、何が起きるかを見る。
足の本数は 36,534・36,554・36,535・34,892 本である。
3. 相場を過去の窓で判定する
計算 3.1 効率比の五分位ごとの、順張りの D(四銘柄の中央)
| 窓 | 層 | 効率比の中央 | 件数 | 順張りの D | 日次 t |
|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 1(レンジ) | 0.0754 | 7,298 | −0.5990 | 0.13 |
| 6 | 3 | 0.3878 | 7,298 | −0.2195 | 0.59 |
| 6 | 5(トレンド) | 0.8292 | 7,298 | 0.6684 | −4.97 |
| 24 | 1(レンジ) | 0.0369 | 7,296 | 0.2614 | 1.55 |
| 24 | 2 | 0.1134 | 7,295 | 1.5086 | 1.95 |
| 24 | 3 | 0.1975 | 7,296 | 1.5576 | 1.89 |
| 24 | 4 | 0.3009 | 7,295 | 2.1346 | 0.32 |
| 24 | 5(トレンド) | 0.4618 | 7,296 | 1.9839 | −3.20 |
観察 3.2:予言②は外れた。 「過去の窓ならどちらもほぼ消える」と書いたが、層の効果は残る。 端から端で n=6 が +1.2673、n=24 が +1.7225 pips である。
観察 3.3:日次 t の絶対値が 2 以上の層は 40 のうち 14 である。 偶然なら 2 前後しか出ない数なので、層そのものは何かを分けている。
観察 3.4:★ だが D と日次 t の符号が食い違う層がある。 n=6 の第5層は D +0.6684 に対し t −4.97 である。★ 件数の多い日が全体の平均を作っているので、両方を並べないと読めない。
観察 3.5:n=24 では第2層から第5層まで D が 1.5 を超える。 これは「トレンドなら順張り」というより、六年のあいだ順張りが効いた期間があったという話でありうる。本稿はドリフトを分離していない。

図1:横が効率比の五分位、縦が順張りの D。実線が過去の窓、破線がこれから先の窓である。
4. 相場をこれから先の窓で判定する
計算 4.1 過去の窓と、これから先の窓を並べる(D・pips)
| 窓 | 層 | 過去の D | 先読みの D | 比 |
|---|---|---|---|---|
| 6 | 1 | −0.5990 | −0.0882 | 0.15 |
| 6 | 3 | −0.2195 | −0.0233 | 0.11 |
| 6 | 5 | 0.6684 | −0.4326 | −0.65 |
| 24 | 1 | 0.2614 | −0.0666 | −0.25 |
| 24 | 2 | 1.5086 | −0.1898 | −0.13 |
| 24 | 3 | 1.5576 | 1.5478 | 0.99 |
| 24 | 4 | 2.1346 | 2.0616 | 0.97 |
| 24 | 5 | 1.9839 | 3.6741 | 1.85 |
観察 4.2:層の端から端の幅は、n=24 で 1.7225 から 3.7407 pips へ 2.2 倍になる。 だが n=6 では 1.2673 から 0.3444 pips へ 0.3 倍に縮む。
観察 4.3:したがって予言①は、n=24 でしか当たらない。 ★ 「先読みを入れれば何でも大きくなる」は成り立たない。
観察 4.4:★ 理由は、効率比が大きさの量だからである。 効率比は絶対値で作るので、「どれだけまっすぐ動いたか」は言うが「どちらへ動いたか」は言わない。 だから先読みで漏れるのも大きさだけである。
観察 4.5:★ これは F007 と同じ構造である。 方向を持たない量は、どんなに強く未来を知っていても、方向を当てるのには使えない。
観察 4.6:n=24 の第3層と第4層では、過去と先読みの比が 0.99 と 0.97 である。 ★ ほとんど同じ値になる。先読みが効くのは端の層だけである。
5. 窓が長いほど、先読みの量は増えるか
計算 5.1 窓の長さと倍率
| 窓 | 過去 端から端 | 先読み 端から端 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 6 | 1.2673 | 0.3444 | 0.3 |
| 24 | 1.7225 | 3.7407 | 2.2 |
観察 5.2:★ 予言④は当たった。 倍率は n=6 で 0.3、n=24 で 2.2 と、窓が長いほど大きい。
観察 5.3:日次 |t| の最大は、過去で 4.97、先読みで 5.70 である。 先読みを入れても t はほとんど増えない。
観察 5.4:★ ここまでで、判定の窓に入る後出しは思ったほど大きくないと分かった。 では「レンジなら逆張り・トレンドなら順張り」の見かけの強さは、どこから来るのか。
計算 5.5 あとから良い方を採ると、何が出るか(★ 後から足した)
ここは後出しである。 先読みで漏れるのが大きさだけだと分かってから、もうひとつの後出しを測った。各層で順張りと逆張りの良い方をあとから採ると、それは |D| になる。
| 窓 | 層 | 実測 |D| 過去 | 乱数 |D| 過去 | 実測 |D| 先読み | 乱数 |D| 先読み |
|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 1 | 0.6020 | 0.3140 | 0.0882 | 0.0221 |
| 6 | 3 | 0.6275 | 0.1811 | 0.3133 | 0.1424 |
| 6 | 5 | 1.1636 | 0.5429 | 0.5996 | 0.7762 |
| 24 | 1 | 0.7824 | 0.1657 | 0.0888 | 0.1403 |
| 24 | 3 | 1.7671 | 1.1544 | 2.0001 | 0.8022 |
| 24 | 4 | 2.1346 | 2.0273 | 2.0616 | 1.0330 |
| 24 | 5 | 1.9839 | 1.0545 | 3.6741 | 1.6452 |
観察 5.6:★ これが本稿の芯である。 |D| は 20 層すべてで 0 を超える。実測でも合成乱数でも、例外なく 0 を超える。
観察 5.7:★ 中央は実測 0.7050、合成乱数 0.5544 pips である。 方向の情報がゼロの系列でも、あとから良い方を採れば 0.5544 pips が出る。
観察 5.8:★ つまり「レンジなら逆張り・トレンドなら順張り」という割り当てを結果から決めると、何も無いところからでも値が出る。 判定の窓より、こちらの方がずっと強く効く。
6. 基準線、方向の情報がゼロの系列で、同じことをする
計算 6.1 実測と合成乱数(D・pips)
| 窓 | 層 | 過去の D | 先読みの D | |
|---|---|---|---|---|
| 6 | 1 | 実測 | −0.5990 | −0.0882 |
| 6 | 1 | 乱数 | −0.3140 | 0.0012 |
| 6 | 5 | 実測 | 0.6684 | −0.4326 |
| 6 | 5 | 乱数 | −0.3297 | −0.2035 |
| 24 | 1 | 実測 | 0.2614 | −0.0666 |
| 24 | 1 | 乱数 | −0.1657 | 0.1064 |
| 24 | 3 | 実測 | 1.5576 | 1.5478 |
| 24 | 3 | 乱数 | −1.1544 | 0.8022 |
| 24 | 5 | 実測 | 1.9839 | 3.6741 |
| 24 | 5 | 乱数 | −0.3876 | −1.6452 |
観察 6.2:予言③は外れた。 合成乱数の先読み版は端から端で −0.2048(n=6)と −1.7516 pips(n=24)で、実測の −0.3444 と +3.7407 とは符号が違う。
観察 6.3:★ とはいえ乱数の値は小さくない。 n=24 の先読み版で −1.7516 pips ある。方向の情報がゼロの系列でも、層に分ければこれだけの幅が出る。
観察 6.4:過去版では乱数の端から端が −0.0157(n=6)と −0.2219 pips(n=24)と、ずっと小さい。 ★ 先読みは、乱数でも幅を作る。
観察 6.5:合成乱数・先読み版の日次 |t| の最大は 5.98 である。 実測の 5.70 より大きい。t 値は、この誤りを見つけてくれない。
観察 6.6:★ したがって基準線が言うのは、「先読み版の値は符号まで信用できない」ということである。 同じ手続きが乱数で逆符号の同じ大きさを出すなら、実測の符号は測定の結果ではない。

図2:横が効率比の五分位、縦が先読み版の D。濃い線が実測、薄い線が合成乱数である。
7. 限界
- ⚠️ ★ 予言②と③が外れた。 過去の窓でも層の効果は残り、合成乱数の先読み版は実測と符号が違った。本稿はその外れを書いている。
- ★ 第5節の計算 5.5 はあとから足した。 先読みで漏れるのが大きさだけだと分かってから測ったので、後出しである。
- 層の切り方に全期間を使っている。 五分位の境目を期間全体から取っており、これ自体が弱い先読みである。ただし両版で同じに切っているので比較は公平である。
- ドリフトを分離していない。 n=24 で D が広く正なのは、六年のあいだ順張りが効いた期間があったという話でありうる。
- 重複を除いていない。 全部の足から測っているので観測は重なる。
- 効率比を一種類に固定している。 別の相場の測り方では数字が変わる。
- コストを入れていない。 したがって本稿の数字は売買の成績ではない。
- 四銘柄・六年である。 他の市場、他の期間について述べるものではない。
結び
「レンジなら逆張り・トレンドなら順張り」には、後出しが入りうる場所が二つある。判定の窓と、割り当ての決め方である。
判定の窓を「これから先」に変えると、層の端から端の幅は n=24 で 1.7225 から 3.7407 pips(2.2 倍)になる。だが n=6 ではむしろ 1.2673 から 0.3444 pips(0.3 倍)に縮む。
★ 理由は、効率比が大きさの量だからである。 絶対値で作るので「どれだけまっすぐ動いたか」は言うが「どちらへ動いたか」は言わない。だから先読みで漏れるのも大きさだけである。 これは F007 と同じ構造で、方向を持たない量は、どんなに強く未来を知っていても方向を当てるのには使えない。
予言②と③は外れた。 過去の窓でも層の効果は残り(+1.2673・+1.7225 pips)、合成乱数の先読み版は実測と符号が違った(−0.2048・−1.7516 対 −0.3444・+3.7407)。
★ そこで、もうひとつの後出しを測った(後から足した)。 各層で順張りと逆張りの良い方をあとから採ると、それは |D| になる。20 層すべてで 0 を超え、方向の情報がゼロの合成乱数でも中央 0.5544 pips が出る(実測は 0.7050)。
★ 値を作っているのは、判定の窓ではなく割り当ての後出しである。
そして日次 t は、この誤りを見つけてくれない。 合成乱数・先読み版の日次 |t| の最大は 5.98 で、実測の 5.70 より大きい。 ★ 「レンジなら逆張り・トレンドなら順張り」を報告するときに必要なのは、その割り当てをいつ決めたかである。
データと再現
| データ | 為替は Dukascopy 由来のティック(2019 年以降はミリ秒・bid・ask まで一致することを確認済み)。金は Dukascopy |
| 期間 | 2019–2024(六年) |
| 銘柄 | USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD |
| 足 | 1 時間足・中値・完成足の終値のみ。ティックの無い足は作らない |
| 相場 | 効率比 = 端から端 ÷ 経路の長さ。過去 n 本版と、これから先 n 本版 |
| 窓 | n = 6・24 本。層は効率比の 5 分位 |
| 信号 | 順張り = sign(c[i] − c[i−n])。先は n 本先までの変化 |
| コスト | 入れない |
| 検算 | 検算/F029.py(--zu で図も書き出す)。本文の数字はすべて 検算/F029_output.txt から取っている |
| 図 | 図/F029_zu1・図/F029_zu2(png・svg・英語版) |
| 乱数の種 | 固定。再実行しても同じ値が出る |
| 土台の検査 | _ツール/audit_bars.py(足の先読み・夏時間・日の区切り)。記録は _土台の検査.txt |
参考文献
- 山岸勇輝 (2026). ADX は方向を持たない量なので、方向を当てられない [F007]. Zenodo. 10.5281/zenodo.22881623
作成にあたって:本稿の着想と内容は、著者自身の考察に基づくものです。文章の構成整理や英訳、数式の確認には AI(大規模言語モデル)の助力を得ました。最終的な内容の解釈や誤りがあれば、それらはすべて著者の責に帰します。お気づきの点があれば、ご教示いただければ幸いです。
書誌
山岸勇輝(2026)「先読みで漏れるのは大きさだけで、値を作るのは割り当ての後出しである」[F029]. Zenodo.
DOI: 10.5281/zenodo.22893385
日付の証拠(OpenTimestamps):日本語版の .ots・英語版の .ots・SHA256SUMS
予備の置き場所(ミラー。中身は上と同じです):PDF 日本語・PDF English・SHA256SUMS
住所:https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F029・DOI 10.5281/zenodo.22893385・CC BY 4.0・プレプリント(査読を経ていません)・ORCID 0009-0006-8587-3450
引用するとき
山岸勇輝 (2026). 先読みで漏れるのは大きさだけで、値を作るのは割り当ての後出しである [F029]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F029 ・ DOI: 10.5281/zenodo.22893385
Yamagishi, Y. (2026). Look-Ahead Leaks Only Magnitude; What Manufactures a Number Is Deciding the Assignment Afterwards [F029]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F029; DOI: 10.5281/zenodo.22893385
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指紋(SHA-256)と確かめ方
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