要旨
本稿が問うのは、最大ドローダウンが取引の性質なのか並び順の性質なのか、である。答えは、並び順の性質である。新しい数学定理も新しい法則も主張しない。
第一に、並べ替えても、合計も平均も勝率もまったく動かない。 同じ数を足す順番を変えただけだからで、ここが動いたら計算が壊れている(第3節)。
第二に、これが本稿の芯である。★ だが最大ドローダウンは大きく動く。 並べ替えだけで最小の 1.77 倍から 5.39 倍(中央 4.23 倍)まで動き、幅は 2,713.40 から 12,267.52 pips である(第4節)。
第三に、実際の並びは、その分布の中に収まる。 最大ドローダウンの百分位は中央 0.5330、幅 0.0060 から 0.8760 で、0.95 を超えたものは 16 のうち 0 である(第5節)。
第四に、端に出たのは一つだけで、しかも良い側だった。 EURUSD の乖離の符号は百分位 0.0060 で、並べ替えのどれよりも小さいドローダウンだった(第5節)。
第五に、★ 合成乱数でも、並べ替えだけで最大ドローダウンは中央 4.28 倍まで動く。 実測の 4.23 倍とほとんど変わらない。この幅は市場の性質ではなく、並べ替えの算術である(第6節)。
第六に、最長の水面下も同じ形である。 百分位は中央 0.3745、幅 0.0170 から 0.9730 で、実際の並びはここでも分布の中にある(第5節)。
本稿の射程(scope note):新しい数学定理も新しい法則も主張しない。並べ替え検定、ドローダウンの定義はどちらも既知である。特定の商材や提唱者を論じない。実在の教材、その著者、販売元は主題ではなく、一切名指さない。売買を論じない。コストを入れていないので、本稿の数字は売買の成績ではない(第7節)。ロットを固定している。複利や資金比例では最大ドローダウンの出方が変わる。本稿は固定一単位である(第7節)。取引の作り方を一通りに固定する。24 本ごとに一件、24 本後に切る。別の作り方では件数も幅も変わる(第2節・第7節)。四つの向きは独立ではない。常に買いと常に売りは同じ取引の符号違いである(第3節)。並べ替えは 1,000 回である。百分位は千分の一までしか分けられず、それより細かいことは言えない(第7節)。射程は日中・少数銘柄に限る。四銘柄・六年・1 時間足の測定である。月次の時系列モメンタム(数十市場・保有1〜12ヶ月)は学術的に文書化されており、本稿はそれを否定しない。予測を主張しない。
1. 記法と問い
資金曲線を見せて「最大ドローダウンは N pips でした」と書くことがある。
| 報告されること | 報告されないこと |
|---|---|
| 最大ドローダウン | 同じ取引を並べ替えたらいくつになるか |
| 資金曲線の形 | 実際の並びがその分布のどこに来るか |
| 最長の水面下 | エッジが無い系列で同じことをしたらどうなるか |
観察 1.1:★ 合計は、足す順番に依らない。 どう並べ替えても同じである。足し算がそういうものだからで、測定の結果ではない。
観察 1.2:★ だが最大ドローダウンは、途中経過を見る量である。 負けが固まって来れば深くなり、散らばって来れば浅くなる。 同じ取引の集合でも、並べ方で変わる。
観察 1.3:分離子は、取引を並べる順序である。 取引の集合・件数・合計をすべて固定し、並べる順序だけを変える。
観察 1.4:★ 実際の並びが分布のどこに来るかで、相場に順序の構造があるかが分かる。 真ん中なら特別なことは無い。端に出るなら、負けが固まって来ているということである。
問い:最大ドローダウンは、取引の性質なのか、並び順の性質なのか。
2. 測る量と設計を、先に書く
予言(走らせる前に書いた)
① 合計は並べ替えでまったく動かない(足し算は順序に依らない)。
② 最大ドローダウンは大きく動く。
③ ★ 実際の並びの最大ドローダウンは、並べ替えた分布の中に収まるはずである。収まらない(端に出る)なら、相場に順序の構造がある。
④ 合成乱数では、実際の並びは分布のちょうど真ん中あたりになるはずである(独立な増分には順序の構造が無いので)。
設計(走らせる前に宣言し、実行時に変えていない)
| 項目 | 決めたこと |
|---|---|
| 取引 | 1 時間足の終値から建て、24 本後に切る |
| 24 本ごとに一件だけ建てる(重複しない) | |
| 向き | 常に買い / 常に売り / 移動平均(20)の傾きの符号 / 乖離の符号 |
| 集合 | 銘柄 × 向き = 16 通り。件数は銘柄あたり 1,452 から 1,522 件 |
| 並べ替え | 1,000 回(種は固定) |
| 測る量 | 合計 / 最大ドローダウン / 最長の水面下 |
| ロット | 固定一単位(複利にしない) |
| コスト | 入れない |
| 基準線 | 足の中まで合成乱数(3 系列) |
| 銘柄 | USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD |
| 期間 | 2019–2024 |
観察 2.1:★ 重複を除いてあるので、資金曲線を素直に積み上げられる。 24 本保有して 24 本ごとに一件なので、玉が重ならない。
観察 2.2:★ 常に買いと常に売りは、同じ取引の符号違いである。 合計が符号違いで一致するかどうかが、そのまま検算になる。
観察 2.3:ロットは固定一単位にしてある。 複利や資金比例にすると、後ろのほうの取引ほど資金への影響が大きくなり、順序の効果がさらに増える。 本稿は増やさない側で測っている。
3. 並べ替えても動かないもの(検算)
計算 3.1 合計・平均・勝率
| 銘柄 | 向き | 件数 | 合計 | 平均 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 常に買い | 1,521 | 4781.85 | 3.1439 | 0.5345 |
| USDJPY | 常に売り | 1,521 | −4781.85 | −3.1439 | 0.4655 |
| USDJPY | 傾きの符号 | 1,521 | 2838.85 | 1.8664 | 0.5082 |
| EURUSD | 常に買い | 1,522 | −995.05 | −0.6538 | 0.4895 |
| EURUSD | 常に売り | 1,522 | 995.05 | 0.6538 | 0.5092 |
| GBPUSD | 常に買い | 1,521 | −80.85 | −0.0532 | 0.5108 |
| GBPUSD | 傾きの符号 | 1,521 | 1660.65 | 1.0918 | 0.5266 |
| XAUUSD | 常に買い | 1,452 | 13172.91 | 9.0723 | 0.5324 |
| XAUUSD | 常に売り | 1,452 | −13172.91 | −9.0723 | 0.4676 |
| XAUUSD | 乖離の符号 | 1,452 | 1464.17 | 1.0084 | 0.4876 |
観察 3.2:★ 常に買いと常に売りの合計は、符号違いでぴったり一致する。 USDJPY は 4781.85 と −4781.85、XAUUSD は 13172.91 と −13172.91 である。同じ取引の符号を変えただけだからで、ここがずれていたら計算が壊れている。
観察 3.3:★ 合計・平均・勝率は、並べ替えでは定義上まったく動かない。 同じ数を足す順番を変えただけである。
観察 3.4:XAUUSD の常に買いは合計 13172.91 pips である。 六年のあいだ金が上がったという意味であって、手法の成績ではない。 本稿はドリフトを分離していない。
観察 3.5:勝率はどの向きでも 0.4655 から 0.5345 の帯にある。 ★ 勝率が 0.5 の近くにあるまま、合計が +13172.91 pips にも −4781.85 pips にもなる。
4. 並べ替えると動くもの
計算 4.1 実際の最大ドローダウンと、並べ替えた分布(pips)
| 銘柄 | 向き | 実際 | 並べ替え 中央 | 最小 | 最大 |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 常に買い | 2247.70 | 2089.42 | 1120.20 | 4604.10 |
| USDJPY | 傾きの符号 | 2725.30 | 2430.25 | 1335.65 | 4982.45 |
| EURUSD | 常に買い | 2788.90 | 2459.87 | 1307.15 | 4541.75 |
| EURUSD | 乖離の符号 | 874.70 | 1527.05 | 846.95 | 3560.35 |
| GBPUSD | 常に買い | 3584.20 | 3085.05 | 1536.60 | 6268.80 |
| GBPUSD | 傾きの符号 | 3120.60 | 2500.72 | 1229.60 | 5230.35 |
| XAUUSD | 常に買い | 4483.68 | 4669.50 | 2435.18 | 11487.06 |
| XAUUSD | 常に売り | 15120.63 | 15915.08 | 12950.51 | 22957.23 |
| XAUUSD | 乖離の符号 | 9422.06 | 7023.74 | 3355.60 | 15623.12 |
観察 4.2:★ これが本稿の芯である。 並べ替えだけで、最大ドローダウンは最小の 1.77 倍から 5.39 倍(中央 4.23 倍)まで動く。
観察 4.3:幅(並べ替えの最大 − 最小)は 2,713.40 から 12,267.52 pips である。 ★ 同じ取引・同じ合計で、これだけ違う資金曲線が作れる。
観察 4.4:★ USDJPY の常に買いは、並べ替えだけで 1,120.20 pips にも 4,604.10 pips にもなる。 「最大ドローダウンは 2,247.70 pips でした」という一文は、その四通りのうち一つを報告しているだけである。
観察 4.5:合計はびくとも動かないのに、最大ドローダウンはこれだけ動く。 ★ 二つは同じ資金曲線から出ているのに、片方は順序に依らず、片方は順序にしか依らない。

図1:横が最大ドローダウン、縦が並べ替えの回数。縦線が実際の並びの値である(常に買い)。
5. 実際の並びは、分布のどこに来るか
計算 5.1 百分位(0.5 が真ん中、1.0 に近いほど実際の並びが悪い)
| 銘柄 | 向き | 最大DD の百分位 | 最長の水面下 | 並べ替え 中央 | その百分位 |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 常に買い | 0.6070 | 636 | 451.5 | 0.8200 |
| USDJPY | 傾きの符号 | 0.6630 | 300 | 614.0 | 0.0370 |
| EURUSD | 常に買い | 0.7050 | 1,002 | 1185.0 | 0.3430 |
| EURUSD | 傾きの符号 | 0.1140 | 258 | 575.0 | 0.0170 |
| EURUSD | 乖離の符号 | 0.0060 | 316 | 618.5 | 0.0380 |
| GBPUSD | 常に買い | 0.7240 | 898 | 993.5 | 0.4060 |
| GBPUSD | 傾きの符号 | 0.7720 | 1,068 | 718.0 | 0.8510 |
| XAUUSD | 常に買い | 0.4450 | 812 | 387.0 | 0.9730 |
| XAUUSD | 常に売り | 0.3260 | 1,386 | 1387.0 | 0.4910 |
| XAUUSD | 乖離の符号 | 0.8760 | 936 | 807.5 | 0.6430 |
観察 5.2:★ 予言③は当たった。 最大ドローダウンの百分位は中央 0.5330、幅 0.0060 から 0.8760 で、0.95 を超えたものは 16 のうち 0 である。
観察 5.3:★ 実際の並びは、特別ではない。 負けが固まって来ているなら百分位は 1.0 に寄るはずだが、そうなっていない。
観察 5.4:端に出たのは一つだけで、しかも良い側だった。 EURUSD の乖離の符号は百分位 0.0060 で、1,000 通りの並べ替えのどれよりも小さいドローダウンだった。
観察 5.5:最長の水面下も同じ形である。 百分位は中央 0.3745、幅 0.0170 から 0.9730 である。XAUUSD の常に買いだけ 0.9730 と端に寄るが、16 のうち一つである。
観察 5.6:1,000 回の並べ替えなので、百分位は千分の一までしか分けられない。 それより細かいことは言えない。
6. 基準線、方向の情報がゼロの系列で、同じことをする
計算 6.1 実測と合成乱数(四銘柄の中央)
| 向き | 最大DD の百分位 | 最大DD ÷ 並べ替え中央 | |
|---|---|---|---|
| 常に買い | 実測 | 0.6560 | 1.1494 |
| 常に買い | 乱数 | 0.3745 | 1.0812 |
| 常に売り | 実測 | 0.4090 | 0.9613 |
| 常に売り | 乱数 | 0.4955 | 0.9573 |
| 傾きの符号 | 実測 | 0.4980 | 1.1855 |
| 傾きの符号 | 乱数 | 0.4600 | 1.0316 |
| 乖離の符号 | 実測 | 0.6130 | 1.0831 |
| 乖離の符号 | 乱数 | 0.2975 | 0.9729 |
観察 6.2:★ 予言④は当たった。 合成乱数の百分位は中央 0.3915、幅 0.0440 から 0.9820 で、実測と同じ帯にある。
観察 6.3:★ そして並べ替えの幅も同じである。 合成乱数でも、並べ替えだけで最大ドローダウンは中央 4.28 倍まで動く。実測の 4.23 倍とほとんど変わらない。
観察 6.4:★ したがって、この幅は市場の性質ではない。 並べ替えの算術である。 順序の構造が無いと分かっている系列でも、同じだけ動く。 この基準線が何についてゼロなのかは、[F033] で測ってある。
観察 6.5:0.95 を超えたものは、乱数で 48 のうち 4 である。 偶然でも 2 から 3 は出る数なので、これは特別ではない。 実測は 16 のうち 0 である。
観察 6.6:実測の「常に買い」だけ、百分位が乱数より高い(0.6560 対 0.3745)。★ 負けがいくらか固まって来ている可能性はあるが、16 のうち 0.95 を超えたものが無いので、本稿はそれを効果として主張しない。

図2:横が実際の並びの百分位、縦が件数。濃い方が実測、薄い方が合成乱数で、点線が真ん中(0.5)である。
7. 限界
- ⚠️ ロットを固定一単位にしている。 複利や資金比例にすると、後ろの取引ほど資金への影響が大きくなり、順序の効果はさらに増える。 本稿は増やさない側で測っている。
- 取引の作り方を一通りに固定している。 24 本ごとに一件、24 本後に切る。別の作り方では件数も幅も変わる。
- 四つの向きは独立ではない。 常に買いと常に売りは同じ取引の符号違いである。
- 並べ替えは 1,000 回である。 百分位は千分の一までしか分けられず、それより細かいことは言えない。
- ドリフトを分離していない。 XAUUSD の常に買いが 13,172.91 pips なのは、六年のあいだ金が上がったという意味である。
- コストを入れていない。 したがって本稿の数字は売買の成績ではない。
- 最長の水面下は件数で数えている。 時間ではないので、取引の間隔が変われば意味も変わる。
- 四銘柄・六年である。 他の市場、他の期間について述べるものではない。
結び
同じ取引の集合を 1,000 回並べ替えた。合計も平均も勝率も、まったく動かない。同じ数を足す順番を変えただけだからである。常に買いと常に売りの合計は 4781.85 と −4781.85 でぴったり符号違いになり、計算が壊れていないことが確かめられる。
だが最大ドローダウンは、並べ替えだけで最小の 1.77 倍から 5.39 倍(中央 4.23 倍)まで動く。幅は 2,713.40 から 12,267.52 pips である。★ USDJPY の常に買いは、同じ取引・同じ合計のまま 1,120.20 pips にも 4,604.10 pips にもなる。
最大ドローダウンは、取引の性質ではなく、並び順の性質である。
★ そして実際の並びは、特別ではない。 最大ドローダウンの百分位は中央 0.5330、0.95 を超えたものは 16 のうち 0 である。端に出たのは一つだけで、しかも 0.0060、つまり良い側だった。最長の水面下も百分位の中央が 0.3745 で、分布の中にある。
★ 合成乱数でも、並べ替えだけで最大ドローダウンは中央 4.28 倍まで動く。 実測の 4.23 倍とほとんど変わらない。この幅は市場の性質ではなく、並べ替えの算術である。
したがって、最大ドローダウンを報告するときに必要なのは、同じ取引を並べ替えた分布である。 ★ その一つの数字は、四通りにも五通りにもなりうる値のうち、たまたま実現した一つにすぎない。 そして本稿はロットを固定して測っている。複利にすれば、順序の効果はさらに増える。
データと再現
| データ | 為替は Dukascopy 由来のティック(2019 年以降はミリ秒・bid・ask まで一致することを確認済み)。金は Dukascopy |
| 期間 | 2019–2024(六年) |
| 銘柄 | USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD |
| 足 | 1 時間足・中値・完成足の終値のみ。ティックの無い足は作らない |
| 取引 | 24 本ごとに一件建て、24 本後に切る(重複しない)。銘柄あたり 1,452 から 1,522 件 |
| 向き | 常に買い / 常に売り / 移動平均(20)の傾きの符号 / 乖離の符号 |
| 並べ替え | 1,000 回。種は固定 |
| ロット | 固定一単位。コストは入れない |
| 検算 | 検算/F031.py(--zu で図も書き出す)。本文の数字はすべて 検算/F031_output.txt から取っている |
| 図 | 図/F031_zu1・図/F031_zu2(png・svg・英語版) |
| 乱数の種 | 固定。再実行しても同じ値が出る |
| 土台の検査 | _ツール/audit_bars.py(足の先読み・夏時間・日の区切り)。記録は _土台の検査.txt |
参考文献
- 山岸勇輝 (2026). 合成乱数には、ボラティリティの群れが無い [F033]. Zenodo. 10.5281/zenodo.22893674
作成にあたって:本稿の着想と内容は、著者自身の考察に基づくものです。文章の構成整理や英訳、数式の確認には AI(大規模言語モデル)の助力を得ました。最終的な内容の解釈や誤りがあれば、それらはすべて著者の責に帰します。お気づきの点があれば、ご教示いただければ幸いです。
書誌
山岸勇輝(2026)「最大ドローダウンは、取引の順序に属している」[F031]. Zenodo.
DOI: 10.5281/zenodo.22893510
日付の証拠(OpenTimestamps):日本語版の .ots・英語版の .ots・SHA256SUMS
予備の置き場所(ミラー。中身は上と同じです):PDF 日本語・PDF English・SHA256SUMS
住所:https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F031・DOI 10.5281/zenodo.22893510・CC BY 4.0・プレプリント(査読を経ていません)・ORCID 0009-0006-8587-3450
引用するとき
山岸勇輝 (2026). 最大ドローダウンは、取引の順序に属している [F031]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F031 ・ DOI: 10.5281/zenodo.22893510
Yamagishi, Y. (2026). The Maximum Drawdown Belongs to the Order of the Trades [F031]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F031; DOI: 10.5281/zenodo.22893510
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指紋(SHA-256)と確かめ方
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