【論文198】「まっすぐ」は「最短」を意味せず、柵は二つある
「測地線は最短経路である」と言われたら、次に問うべきは「どちらの最短か」である。
Small Lab, Infinite Structure. / Exploring the Hidden Structures of a Torus-Shaped Universe.
「測地線は最短経路である」と言われたら、次に問うべきは「どちらの最短か」である。
「この列は収束する」と言われたら、次に問うべきは「どの意味でか」である。
「圧力」と言われたら、次に問うべきは「何を動かすとその圧力が動くのか」である。
「この不動点は安定である」と言われたら、次に問うべきは「何を揺らしての話か」である。
「平均をとる」と言われたら、次に問うべきは「どの量を動かしてはいけないのか」である。
「この費用とあの節約が釣り合うところで切り替わる」と言われたら、次に問うべきは「その二つが互いに独立か」である。
「この網は小さな世界だ」と言われたら、次に問うべきは「どの意味でか」である。
「この模様には決まった大きさがある」と言われたら、次に問うべきは「その長さがどこから来たか」である。
「その事象は極めて稀である」と言われたら、次に問うべきは「どの目盛りで測ったか」である。
「この命題は証明できない」と言われたら、次に問うべきは「どの公理の下でか」である。