要旨
本稿が問うのは、掃引の最良という数字が何の関数なのか、である。答えは、見たセルの数の関数である。新しい数学定理も新しい法則も主張しない。
第一に、選ぶ手続きを固定したまま、見たセル数 k だけを 3・10・30・100・168 と動かす。 中身は同じである。違うのは見た数だけである(第2節)。
第二に、最良は k とともに上がる。 選択期間の最良は k=3 から全部にかけて 5.1170・2.9004・4.5394・5.4048 倍になり、伸びの中央は 4.8282 倍である(第3節)。
第三に、伸びの形は σ√(2 ln k) と合う。 実測を予言で割った比は中央 0.6185、幅 0.2881 から 1.1547 である。比が 1 に届かないのは、セルが入れ子で相関しているからと読めるが、本稿はそれを測っていない(第4節)。
第四に、評価期間の値は、実測では付いてくる銘柄と付いてこない銘柄に割れる。 log(k) との相関は +0.9809・−0.9985・+0.9689・−0.9661 である。四銘柄のうち二つでは、k を増やすほど評価期間の値も上がる。本稿は「評価は付いてこない」と言い切らない(第5節)。
第五に、これが本稿の芯である。★ 方向の情報がゼロだと分かっている合成乱数でも、最良は k とともに上がる。 USDJPY の系列で 2.7114 から 22.5796 pips である。そして同じとき、評価期間の値は −0.8605 から −6.5417 pips へ落ちる(第6節)。
第六に、★ したがって最良の値は、「当たっているか」を測っていない。 当たっていない系列でも、見た数を増やせば上がるからである。最良を報告するときに必要なのは、見たセル数である(第6節)。
本稿の射程(scope note):新しい数学定理も新しい法則も主張しない。極値統計、多重検定、選択バイアス、ランダムウォークはすべて既知である。特定の商材や提唱者を論じない。実在の教材、その著者、販売元は主題ではなく、一切名指さない。扱うのは公知の手続きそのものである。売買を論じない。本稿が測るのは方向の情報であって、手数料・約定・資金管理を含む売買の成績ではない。射程は日中・少数銘柄に限る。四銘柄・六年・1 時間足の測定である。月次の時系列モメンタム(数十市場・保有1〜12ヶ月)は学術的に文書化されており、本稿はそれを否定しない。掃引の範囲を一通りに固定する。四つの族・168 セルである(第7節)。セルの相関を測っていない。実測が予言に届かない理由を入れ子と読むが、測っていない(第4節・第7節)。重複を除いていない。先の長さが 6・24・72 本で、観測は重なる。t 値は報告していない(第7節)。評価期間の向きは銘柄で割れる。本稿はそれを測って書いている(第5節)。予測を主張しない。既刊との関係:F013 は入れ子の掃引が滑らかさを作ることを、F021 は掃引の順位が期間をまたいで引き継がれないことを示した。本稿は最良の値そのものが見たセル数の関数であることを測る。加えたのは、選ぶ手続きを固定して k だけを動かしたこと、伸びを σ√(2 ln k) と並べたこと、同じことを方向の情報がゼロの系列でやったことである。
1. 記法と問い
掃引の結果は、ふつう最良の値で報告される。「この設定で 5 pips 取れた」という形である。
| 報告されること | 報告されないこと |
|---|---|
| 最良のセルの値 | いくつのセルを見たか |
| そのセルのパラメータ | 全セルの分布 |
| 評価期間でも黒字だったか | 全セルの何割が黒字だったか |
観察 1.1:k 個のセルの最大は、k とともに上がる。 セルの値が独立でばらつき σ なら、最大のおおよその伸びは σ·√(2 ln k) である。これは中身に関する主張ではない。端を選ぶことの算術である。
観察 1.2:★ したがって「最良は 5 pips だった」は、それだけでは読めない。 3 個から選んだ値と、168 個から選んだ値は、別の数字である。
観察 1.3:分離子は、見たセルの数である。 選ぶ手続き・データ・期間・銘柄をすべて固定し、見た数だけを動かす。
観察 1.4:★ そして同じことを、方向の情報がゼロだと分かっている系列でやる。 そこでも最良が上がるなら、最良の値は「当たっているか」を測っていない。
問い:掃引の最良という数字は、何の関数なのか。
2. 測る量と設計を、先に書く
予言(走らせる前に書いた)
セルの値が独立でばらつき σ なら、k 個のうちの最大は σ·√(2 ln k) で伸びる。
⇒ 最良は、見たセル数とともに上がる。中身が同じでも。
⇒ そして評価期間の値は付いてこないはずである(端を選んでいるだけなので)。
設計(走らせる前に宣言し、実行時に変えていない)
| 項目 | 決めたこと |
|---|---|
| 格子 | 1 時間足・中値・完成足のみ |
| 移動平均のクロス | 短 3・5・8・12・20・30 × 長 20・30・50・80・120・200(短 < 長) |
| RSI | 期間 7・14・21 × 閾値 20・30・40 |
| バンドの外側 | 期間 10・20・40 × 倍率 1.5・2.0・2.5・3.0 |
| 高安のブレイク | 期間 10・20・50・100 |
| 先の長さ | 6・24・72 本 |
| 見たセル数 k | 3・10・30・100 と全部(168) |
| 取り出し方 | k 個を無作為に取り出し、その中で選択期間が最良のものを採る。200 回の平均 |
| 基準線 | 足の中まで合成乱数(5 系列) |
| 銘柄 | USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD |
| 期間 | 2019–2024。選択 2019–2021 / 評価 2022–2024 |
観察 2.1:★ 選ぶ手続きは k によらず同じである。 「無作為に k 個取り出し、その中で選択期間が最良のものを採る」である。違うのは見た数だけである。
観察 2.2:選ぶのは選択期間だけを見て行う。 評価期間は一切使わない。
観察 2.3:200 回の平均を取る。 一回だけ取り出すと、取り出し方そのものが当たり外れになる。
セル数は両期間で測れたもので銘柄あたり 168 である。選択期間の標準偏差は 2.7740・2.1677・2.5451・10.2396 pips である。
3. 見たセル数を増やすと、最良は上がる
計算 3.1 k ごとの最良(選択期間・pips)
| 銘柄 | k=3 | k=10 | k=30 | k=100 | k=168 | 全セルの中央 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 1.0405 | 2.3637 | 4.1075 | 5.1618 | 5.3241 | −0.2574 |
| EURUSD | 1.9069 | 3.3776 | 4.2271 | 4.9625 | 5.5308 | 0.4295 |
| GBPUSD | 2.1655 | 3.8643 | 5.6060 | 8.5480 | 9.8301 | 0.4220 |
| XAUUSD | 3.5350 | 8.1828 | 12.1794 | 17.4092 | 19.1062 | −0.8383 |
計算 3.2 伸び(k=3 から全部まで)
| 銘柄 | k=3 | 全部 | 伸び |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 1.0405 | 5.3241 | 5.1170 倍 |
| EURUSD | 1.9069 | 5.5308 | 2.9004 倍 |
| GBPUSD | 2.1655 | 9.8301 | 4.5394 倍 |
| XAUUSD | 3.5350 | 19.1062 | 5.4048 倍 |
観察 3.3:四銘柄とも、k が増えるほど最良が上がる。 伸びの中央は 4.8282 倍である。
観察 3.4:★ データは同じである。 中身は一切変えていない。変えたのは、いくつ見たかだけである。
観察 3.5:全セルの中央は k によらない。 −0.2574・0.4295・0.4220・−0.8383 である。動いているのは端だけで、分布の真ん中は動いていない。

図1:横が見たセル数 k(対数)、縦が方向の情報。実線が選択期間の最良、破線がそのセルの評価期間の値である。
4. 伸びは、σ√(2 ln k) で説明できるか
計算 4.1 予言との比(選択期間)
| 銘柄 | k | 最良 | 予言 σ√(2 ln k) | 実測 ÷ 予言 |
|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 3 | 1.0405 | 3.8546 | 0.3156 |
| USDJPY | 168 | 5.3241 | 8.6229 | 0.6285 |
| EURUSD | 3 | 1.9069 | 3.6428 | 0.4598 |
| EURUSD | 168 | 5.5308 | 7.3690 | 0.7351 |
| GBPUSD | 3 | 2.1655 | 4.1946 | 0.4621 |
| GBPUSD | 168 | 9.8301 | 8.5695 | 1.1547 |
| XAUUSD | 3 | 3.5350 | 14.3399 | 0.2881 |
| XAUUSD | 168 | 19.1062 | 31.9410 | 0.6084 |
観察 4.2:比の中央は 0.6185、幅は 0.2881 から 1.1547 である。 比が k によらず一定なら、伸びは選択だけで説明できる。
観察 4.3:比は k とともにやや上がる(USDJPY で 0.3156 から 0.6285)。予言は独立を仮定しているが、セルは入れ子で相関している。 短 5 / 長 20 と短 5 / 長 30 は、ほとんど同じ信号を出す。
観察 4.4:★ 本稿はセルの相関を測っていない。 「入れ子だから比が 1 に届かない」は読み方であって、測った結果ではない。
観察 4.5:GBPUSD の k=168 だけ比が 1 を超える(1.1547)。予言は目安であって、上限として厳密に成り立つものではない。

図2:横が k(対数)、縦が「最良が中央からどれだけ伸びたか ÷ σ」。破線が √(2 ln k) である。
5. 評価期間の値は、付いてくるか
計算 5.1 k ごとの評価期間の値(pips)
| 銘柄 | k=3 | k=10 | k=30 | k=100 | k=168 | log(k) との相関 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 0.2982 | 1.1476 | 3.1984 | 6.3015 | 7.1199 | +0.9809 |
| EURUSD | −1.2109 | −2.4470 | −3.5031 | −4.5043 | −4.8903 | −0.9985 |
| GBPUSD | 0.9990 | 1.5322 | 3.1620 | 4.6488 | 4.2564 | +0.9689 |
| XAUUSD | 0.1158 | −0.8897 | −3.2248 | −8.5932 | −9.7164 | −0.9661 |
観察 5.2:★ 予言は外れた。 「評価期間の値は付いてこない」と書いたが、USDJPY と GBPUSD では、k とともにはっきり上がっている(相関 +0.9809・+0.9689)。
観察 5.3:そして EURUSD と XAUUSD では、k とともにはっきり下がっている(相関 −0.9985・−0.9661)。★ 四銘柄で符号が二つずつに割れる。
観察 5.4:相関の絶対値がどれも大きいのは、単に単調だからである。 五点しかないので、単調でありさえすれば相関は 1 に近くなる。 強さの証拠として読んではいけない。
観察 5.5:評価期間の値は、全 20 通りで中央 +0.2070 pips、幅 −9.7164 から +7.1199 pips である。 スプレッドの中央は 0.7500 pips である。中央はスプレッドを下回る。
観察 5.6:★ したがって実測だけでは、この問いは閉じない。 銘柄を替えると向きが変わるからである。銘柄が四つでは、どちらが一般の性質かを決められない。
観察 5.7:第6節の基準線が要る理由はここにある。 実測で向きが割れるなら、方向の情報がゼロだと分かっている系列で同じことをして、何が起きるかを見るしかない。
6. 基準線、方向の情報がゼロの系列で、同じことをする
計算 6.1 合成乱数での同じ掃引(5 系列)
| 銘柄 | k | 乱数 最良 | 乱数 評価 | 実測 最良 | 実測 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 3 | 2.7114 | −0.8605 | 1.0405 | 0.2982 |
| USDJPY | 168 | 22.5796 | −6.5417 | 5.3241 | 7.1199 |
| EURUSD | 3 | 1.8510 | −0.5750 | 1.9069 | −1.2109 |
| EURUSD | 168 | 15.4395 | −4.4730 | 5.5308 | −4.8903 |
| GBPUSD | 3 | 2.6731 | −0.8338 | 2.1655 | 0.9990 |
| GBPUSD | 168 | 22.2976 | −6.4599 | 9.8301 | 4.2564 |
| XAUUSD | 3 | 7.8272 | −1.3267 | 3.5350 | 0.1158 |
| XAUUSD | 168 | 65.6702 | −23.5287 | 19.1062 | −9.7164 |
観察 6.2:★ 方向の情報がゼロの系列でも、最良は k とともに上がる。 USDJPY の系列で 2.7114 から 22.5796 pips である。k=3 の最良の中央は 2.6923 pips で、当たっていない系列でも、3 個見ただけでスプレッドの数倍が出る。
観察 6.3:★ そして評価期間の値は、四銘柄とも k とともに下がる。 中央は −1.9934 pips である。実測で向きが割れたのに、乱数では割れない。
観察 6.4:★ これが端を選ぶことの指紋である。 情報が無いのだから、選択期間で高かったのは偶然である。 偶然は評価期間に引き継がれないので、端に行くほど評価期間では中央より下に落ちる。
観察 6.5:乱数の最良は、実測の最良より大きい(USDJPY で 22.5796 対 5.3241)。★ したがって「最良が大きい」ことは、当たっていることの証拠にならない。 本稿はその差の理由を特定していない。 実測ではセル同士が共通の相場に引きずられて相関が強く、乱数では相関が弱い、という読み方はできるが、測っていない。
観察 6.6:★ 本稿の結論はここから出る。 最良の値は、当たっているかではなく、いくつ見たかを測っている。 だから最良を報告するときは、見たセル数を並べて書かなければならない。
7. 限界
- ⚠️ ★ 予言の後半が外れた。 「評価期間の値は付いてこない」と書いたが、実測では四銘柄のうち二つで付いてきた。本稿はその外れを書いており、隠していない。
- ★ 四銘柄では、評価期間の向きを決められない。 相関の符号が二つずつに割れる。本稿は「評価は付いてこない」と一般化しない。
- 相関は五点で計算している。 単調でありさえすれば絶対値は 1 に近くなる。強さの証拠にはならない。
- セルの相関を測っていない。 実測が予言 σ√(2 ln k) に届かない理由を入れ子と読むが、測っていない。
- 掃引の範囲を一通りに固定している。 四つの族・168 セルである。別の族や別の粒度では数字が変わる。
- 重複を除いていない。 先の長さが 6・24・72 本で、観測は重なる。t 値は報告しておらず、有意性は論じていない。
- 合成乱数は独立な正規増分である。 ボラティリティの群れは入っていない。
- 四銘柄・六年である。 他の市場、他の期間について述べるものではない。
結び
選ぶ手続きを固定したまま、見たセル数だけを 3 から 168 に動かした。中身は同じである。
選択期間の最良は 5.1170・2.9004・4.5394・5.4048 倍になった。伸びの中央は 4.8282 倍で、その形は σ√(2 ln k) と合う(実測 ÷ 予言 の中央 0.6185)。
最良は、見たセル数の関数である。
評価期間の値については、測る前に書いた予言が外れた。 実測では USDJPY と GBPUSD で k とともに上がり(相関 +0.9809・+0.9689)、EURUSD と XAUUSD で下がった(−0.9985・−0.9661)。四銘柄では、どちらが一般の性質かを決められない。
だから基準線を見る。★ 方向の情報がゼロだと分かっている合成乱数でも、最良は 2.7114 から 22.5796 pips へ上がる。 k=3 の最良の中央は 2.6923 pips で、3 個見ただけでスプレッドの数倍が出る。 そして評価期間の値は四銘柄とも下がり、中央は −1.9934 pips である。
★ 最良の値は、当たっているかを測っていない。いくつ見たかを測っている。
したがって掃引の最良を報告するときに必要なのは、見たセル数である。 それが書かれていない最良の値は、読めない。
データと再現
| データ | 為替は Dukascopy 由来のティック(2019 年以降はミリ秒・bid・ask まで一致することを確認済み)。金は Dukascopy |
| 期間 | 2019–2024(六年)。選択 2019–2021 / 評価 2022–2024 |
| 銘柄 | USDJPY・EURUSD・GBPUSD・XAUUSD |
| 足 | 1 時間足・中値・完成足の終値のみ。ティックの無い足は作らない |
| 掃引 | 移動平均のクロス・RSI・バンドの外側・高安のブレイク × 先の長さ 6・24・72 本。両期間で測れたセルは銘柄あたり 168 |
| 取り出し | k = 3・10・30・100・全部。各 k で無作為に 200 回取り出す |
| 検算 | 検算/F022.py(--zu で図も書き出す)。本文の数字はすべて 検算/F022_output.txt から取っている |
| 図 | 図/F022_zu1・図/F022_zu2(png・svg・英語版) |
| 乱数の種 | 固定。再実行しても同じ値が出る |
| 土台の検査 | _ツール/audit_bars.py(足の先読み・夏時間・日の区切り)。記録は _土台の検査.txt |
参考文献
- 山岸勇輝 (2026). 閾値の掃引は、原理的にプラトーを作れない [F013]. Zenodo. 10.5281/zenodo.22891660
- 山岸勇輝 (2026). 掃引の順位は、期間をまたいで引き継がれない [F021]. Zenodo. 10.5281/zenodo.22892047
作成にあたって:本稿の着想と内容は、著者自身の考察に基づくものです。文章の構成整理や英訳、数式の確認には AI(大規模言語モデル)の助力を得ました。最終的な内容の解釈や誤りがあれば、それらはすべて著者の責に帰します。お気づきの点があれば、ご教示いただければ幸いです。
書誌
山岸勇輝(2026)「最良の値は、見たセル数の関数である」[F022]. Zenodo.
DOI: 10.5281/zenodo.22892093
日付の証拠(OpenTimestamps):日本語版の .ots・英語版の .ots・SHA256SUMS
予備の置き場所(ミラー。中身は上と同じです):PDF 日本語・PDF English・SHA256SUMS
住所:https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F022・DOI 10.5281/zenodo.22892093・CC BY 4.0・プレプリント(査読を経ていません)・ORCID 0009-0006-8587-3450
引用するとき
山岸勇輝 (2026). 最良の値は、見たセル数の関数である [F022]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F022 ・ DOI: 10.5281/zenodo.22892093
Yamagishi, Y. (2026). The Best Value Is a Function of How Many Cells You Looked At [F022]. YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F022; DOI: 10.5281/zenodo.22892093
@misc{yamagishi2026yoiF022,
author = {Yamagishi, Yuuki},
title = {The Best Value Is a Function of How Many Cells You Looked At},
year = {2026},
howpublished = {YOI: https://www.yamagishiyuuki.com/yoi/F022},
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note = {Preprint}
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指紋(SHA-256)と確かめ方
d0f7688f34acce9e01cdec6e5d74530344c006a278b576b3a79f4cbfab512055 yamagishi_F022__20260922_jp.pdf20599a0598d6825118d5f125059d3f360cb9b2a3a4b1ae00d77d067c7dd3c044 yamagishi_F022__20260922_en.pdfPDF と .ots を同じ場所に保存し、opentimestamps.org に .ots、続けて PDF を落とすと、記録された日時が表示されます。PDF が 1 バイトでも変わっていれば通りません。