【論文159】「不適切」は一語ではない
「不適切」は一語ではない——分けているのは一意性ではなく、特異値の落ち方である。
Small Lab, Infinite Structure. / Exploring the Hidden Structures of a Torus-Shaped Universe.
「不適切」は一語ではない——分けているのは一意性ではなく、特異値の落ち方である。
内から測れるものは、必ずどこかに住める——ただし住所は、こちらの要求が選ぶ。
二乗の点呼——同じ形の指数が、これだけ違う場所から来ている。
「不動点」は一つの定理ではない——名前が同じでも、約束しているものが違う。
定義は d を p で割り、定理は p を判別式で割る——割る向きが、入れ替わっている。
数がぴたりと合ったとき、まず疑うべきは自然ではなく定義である。
答が合っていることは、途中が正しいことの証拠にならない。
一方は世界が置いていった傷を直し、他方は自分がつけた傷を直している。